自分にピッタリの販売スタイルを見つけるヒント

2023年4月28日

スモールビジネスでは、適切な(自分にあった)販売スタイルを見つけて仕組み化していくことが非常に重要です。

1. 自分のビジネスに合った販促スタイルとは?

ビジネスによって適した方法は異なります。
ざっくりとした例ですが、
ECサイトを運営しているなら商品をサブスク化してLP+Web広告で集客する
とか
ギフトニーズが見込める商品なら新聞広告を検討する
などなど、自分の商材に合った販売スタイルを見つけ、戦略を練ることが大切です。

2.商品と相性のいい売り場や市場を探る

例えば、同じ通信販売でも、ECサイトのようなオンラインショッピング・電話での販売・新聞やDMでの販売、いろいろなスタイルがありますよね。
そして、オンラインショップにもアマゾンや楽天市場などのモールと、自社で構築した独自のECサイトがあります。

それぞれで利用者層が違うため、活用にはメリットデメリットがあります。
同じ商品でも、店頭でも販売している場合もあります。
どんなお店で、どんな売り場で売るのかで、成果は変わるはずです。
だからこそ、商材にとってどこが売れやすい場所なのかを見極めたいものです。

ある商品では、SNSでの反応は今ひとつなのに、新聞だと売れやすいという事例がありました。

これは、

  • 商品の利用者層が新聞読者層に近かった
  • 新聞に掲載することで信頼度が高まった
  • 堅実なタイプのお客様に商品のストーリーがフィットした

などが一因だと考えられます。

とっかかりとして新聞経由で獲得したお客様を研究することで、Web上での販促に活用できる情報が見えてくるかもしれません。
商品がどこで受け入れてもらえそうか、本当のところはテストしてみなければわかりません。
どんな人に勝ってほしいか、どこで買い物をするどんな人に買ってもらえそうか?そのお客さまは商品に何を求めているのか?
いろんな角度からお客様と商品と売り場を検討したいですね。

3.競合が何をしているか探る

売りたい売り場や市場が決まったら、そこで競合となりうるメーカー・商品の動きを研究しておきます。

いつ、どんなキャンペーンをしかけているのか?
どんな広告を展開しているのか?
どんなお客様が購入しているのか?

過去の成功例や失敗例から気づきを得ることもできます。

このような情報は、自分の商品の戦略を練る上でヒントになります。
ただし、競合の成功例を真似るだけではなく、自分の商品の独自性を活かした戦略を練ることが重要です。

4.販促計画を立てる

売り場や売り方に検討がついたら、いつ、どんな企画を出すか年間カレンダーにまとめることをお勧めしています。

年間カレンダーにすることで

  • 競合が力を入れていない隙間タイムを狙って販促計画を実施できる
  • あらかじめ日が決まっていると、部署や担当者を跨いだ進行が進めやすくなる

などなどメリット盛り沢山です。

まとめ

スモールビジネスが適切な販売スタイルを見つけるために必要なことは

  • 商品と相性のいい売り場や市場を探る
  • 競合が何をしているかを探る
  • 販売方法を年単位で計画し、仕組み化する

どこで売るかを考えずに生み出された商品の場合は、適切な場所が見つかるまでに少し手間がかかります。
しかし、「どこで戦うのか?」と勝てる戦場を探すことは、成長のためにとても大事なことです。
そして、販売方法を年単位で計画し、リサーチ・計画・実行・評価・改善をルーチンにしてしまうことで、成長のループを仕組み化してみましょう。

それでは!
Salut!

About me

ブランディングデザイナー/売上コンサルのossoです。ウェブを使ってオリジナルブランドを展開したい女性起業家の方へ、マーケティングとクリエイティブの力を掛け合わせて「理想のお客さまをお得意先に」するためのお手伝いをしています。 「すべての選択は叶えたい未来へのチケット」であることをコンセプトに、らしさでブランド力をあげ、寄り添いで売上を上げるデザイン制作と、作るだけにとどまらないきめの細かいサポートを行なっています。