今すぐやめて!「自分自身」をペルソナにするリスク
ペルソナはマーケティング手法です。
自分自身をペルソナにすると、いろいろ不都合なことが・・・ちゃんとした作り方をご説明します!
ペルソナとはツール(手法)である
ペルソナとは、あなたのビジネスのターゲットを想像しやすいように具体的な人物像を設定して作るツールです。
もしも自分自身をペルソナにすると、どうなるんでしょうか?
ペルソナの3つのメリット
ペルソナ設定のいいところは
・顧客イメージを正確に持てる
・お客さまのニーズや悩み、行動を想像しやすくなる
・お客さま視点でマーケティング戦略を考えられる
もしも自分をペルソナにすると・・・
自分をお客さま像に据えてしまうと、自分視点でサービス開発してしまいます。果たして売れるサービスになるでしょうか?「自分と全く同じお客さまがいる」という思い込みはビジネスの根拠にならないんです。もしかしたら「欲しいと思うのは自分だけ」かもしれません。
ペルソナの正確な設定手順
ペルソナは、一般的にこんなふうに定めます
1)ビジネスの方向性を決める
2)ターゲット(ビジネスで取り組む市場全体)を決める
3)ターゲットの中の架空の1人について、細かな属性を決める
もしも自分をペルソナにすると・・・
方向性やターゲットなど設定することなく作ると、正確な手順を逆流してしまいますね。
本当に自分と全く同じお客さまがいるのか、売れるだけの市場規模があるのか、全く検証できていません。
ペルソナを作るなら守りたい最低限の3ポイント
ペルソナを設定するなら、これだけは絶対守って欲しい!
・必ず商品やサービスに対して興味を持つ人であること
・「こんな人ならいいな」という妄想で作らないこと
・お客様へのアンケートやインタビューなどから生の声を集めること
もしも自分をペルソナにすると・・・
思いっきり「妄想」になってますね!実在するお客さまの声を反映されていないので、共感してもらえるサービスになるか心配です。
まとめ
・「自分が欲しいサービスだから」はビジネスの根拠にならない
・十分な市場規模があるか疑問
・ターゲットの生の声が反映されないとお客さまに共感してもらえない
自分自身をペルソナにすることは危険がいっぱいです。ビジネスの方向性にあったターゲットの「生の声」を集めて作ることで、ペルソナの効果が高まりますよ!
salut!